こんにちわ。心彩さろんの麻祈(maki)です。
今日は、以前に読んだ"レオナルド・ダ・ヴィンチ"について書いてみようと思います。
生涯を通して記録魔だった"ダヴィンチ"ですが、7200ページにわたるノートが奇跡的に残されており、その本はそれをもとに作られているといいます。
"ダヴィンチ"といえば、知らない人なんていないんじゃないかというくらい有名な人ですよね。でも多くの人は、画家という認識はあってもその他の偉業はそんなに知られてないのではないでしょうか。
代表作の「モナリザ」や「最後の晩餐」には、芸術と科学を結びつける様々な技法が交錯されていることから、2つの絵は"ヴィンチ"の様々な研究 が発表できるいい機会だったのだと思います。
もう1つ有名なのが「ウィトルウィウス的人体図」です。
この図で表していることは、万物の法則性です。
ウィトルウィウスが残した古代ローマ時代の建築書「建築論」を参考に精密な図で表したのが、この「ウィトルウィウス的人体図」です。"人体の比例を反映し、幾何学図形を組み合わせて仰向けに横たわる人間の平面図"ということから、足のつま先から踵までの長さは身長の1/6などと事細かく書かれているそうです。また第五章の書き出しには「小宇宙と呼ばれる人間の体には、世界の完璧さが詰まっている」と書かれているとあります。
このことから、この図には"均整のとれた人体"は、優れた芸術と地球という大宇宙に通じる"という意味があると解釈されています。
"ダヴィンチ"は、この法則を基礎と捉えて自らの芸術と科学に役立てたと言われています。
ある時は"軍事技術のプロ"として、またある時は"演劇プロデューサー"、建築家、科学者、そして画家の顔を持つ"ダヴィンチ"は、「ウィトルウィウス的人体図」に魅了され、人体から宇宙の法則に至るまで研究し続けました。
有名な遠近法の研究以外にも、光の研究、水流の研究、幾何学の研究、そして物体の重さから「摩擦」を発見したのは"ダヴィンチ"と言われていますし、解剖学にいたっては「近代解剖学の祖」といわれるくらいの研究成果がありました。けれど研究に熱中するばかりで、成果をまとめて出版する意欲はあまりなかったようです。
◎頭蓋骨のスケッチを正確に描いたのが"ダヴィンチ"が初めて
◎カエルの解剖を初めて記録した
◎加齢による動脈硬化のメカニズムを初めて説明した
◎人間の微笑みを科学的に解剖した、最初の例を作った
◎心臓の部屋が上に2つ、下に2つあることを明らかにした
◎大動脈弁の仕組みを解明した
◎子宮動脈、膣の血管網、臍帯の血管を始めて正確に描写した
◎心と体の結びつきを解明しようとした
感情がどのように体の動きに変わるかを示すことで心と体の動きを結びつけようとしたのですが、"視覚情報が目から入り、処理され、神経系を通って全身に送られる"というおおよそのことは解明できたものの、心と体が結びつく、特定の場所の解明までには至らなかったようです。
このことは2020年3月より、約500年の時を越えて名古屋大学大学院医学系研究科統合生理学の片岡直也特任助教と中村和弘教授の研究グループが解明しました。
個人的には、この"心と体の結びつき"をリラクゼーションでどう表現していくかが課題です。そしてそこには神聖幾何学模様も含まれます。
話はまた戻りまして・・・。
"ダヴィンチ"は、好奇心の赴くままに様々な研究にチャレンジをしていった人なのですね。そして画家であるということも忘れなかった人です。でもあまりの偉業を成し遂げた為、周りからの期待が重すぎたのかもしれません。だから自分を売り込むときに"絵もかけます"なんて言ったのかなと思います。「モナリザ」を生涯手放さなかったのは、果てしない研究心を止めたくないという"ダヴィンチ"の自由な心の表れでしょうか。
だから"スープがさめるから"と、まだまだ続きが感じられる文章で終わりを迎えたのは、"ダヴィンチ"らしいですね。"ダヴィンチ"の世界は、知れば知るほど魅了されます。きっとどんな人の世界にも通ずるものだと思います。もしまだ知らない人がいたら、読んでもらいたいです。
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ではでは、今日は少し長くなりましたが、読んでくれてあるがとう!