こんにちわ。心彩サロンの麻祈(maki)です。
今回は、名古屋の「熱田大社」めぐりの続き。。
名古屋の「白山神社」について書いてみようと思います。
「白山神社」は、全国に3,000社あると言われています。
なので名古屋にも幾つかありました。私は土地勘がないのでsiriを使って検索して、今居る場所から近い方に行ってみました。結構歩きましたが、siriのおかげで迷わず行けました。
石川県の「白山比咩神社」や「瀬織津姫神社」など、「菊理媛」に関係している神社は、高台に鎮座している傾向があります。
名古屋の「白山神社」もそうでした。
上りきって上から写すとこんな感じ。けっこう高いです。
手水社があったので、手を洗おうとしたら・・・。
これは、清水さんの私物?
清水さんは、亥年の男らしいい。拝借しまして、手を洗わせてもらいました。
こちらが本殿です。
お参りした後、せっかくなのでおみくじをしようと思って社務所を除くと、誰もいません。
誰がいないかと、社務所の回りをぐるっと回ってみました。
すると神主さんが現れて、榊を手にいっぱい持っていて「ちょっと待って」と言われました。
待っていると本殿の鍵を開けてくれて、中でお参りするように言われました。
初めて来たところでこんな待遇を受けたのは始めてで、戸惑ってしまいましたが「遠慮するな」と言ってくれるのでお言葉に甘えて中へ。。。一人でじっくりと参拝させて頂きました。
参拝が終わって、おみくじを引こうと思っていたら、それも中へ案内されました。
なんと「大吉」!
「本殿の中でお参りするといいことがあるよ」と神主さんは言いました。
その神主さんは、御歳70歳。運転免許の更新手続きをしたそうで、まだまだ元気。先代の思いを受け付いで、この「白山神社」を受け継いでいるという。自分が元気でやれるうちは、「白山神社」に捧げる。そういう気持ちでやってるんだよと。「白山信仰」とはそういうものらしい。なんだかすごく気にいってもらえたようで、いろんな話をしてくれました。
しばらくしたら奥さんが戻ってきて、「一緒にお茶でも行って来たらいい」と言いました。それにはかなりとまどって、でもなんだか断れないしどうしようと思っていたら「昔のよしみじゃないか」と「私のことは、外のお爺さんだと思えばいいよ。またこっちに来ることがあれば、顔を出してくれたらいい」それを聞いてすっかり安心した私は、名古屋の人は人情味があるんだなと。でも「昔のよしみ」というのが少し気にはなったけど。「前世ということ?そういうことが分かる人なのかな?」とかいろいろ思って、でもせっかくなので行くことにしました。
奥さんも当然の事といった感じで、私とお茶しようとしているし。ここではきっとこんな事がよくあるんだろうって。そういえば白山信仰って、みんなが幸せにっていう考えだったなとか、そんな事を思いながら奥さんと二人で近くのお店でコーヒーを飲みに行こうと出かけました。
歩きながら、いろんな話をしました。でも私がずっと敬語だったのが気になったようで、途中で「みーちゃんやんな?」と言いました。「え?・・・違いますけど」
そこで、始めて人違いという事が分かり、二人で爆笑しました。
「お父さん(神主さん)が、みーちゃんが来てるよって言うから。」
「でも私、後姿がちょっと違うんじゃないかって思ってて、でもお父さんがみーちゃん、みーちゃんて言うから」って。。。
でも、すっごく似ているそうです。
お店では、コーヒーとパンをご馳走になりました。
くじらのメロンパン。なんでくじらなのか分からないけど、なんか気になったパン。
それからもずっと「お父さん絶対気付いてないわ」「ほんと、笑いかたまでそっくりだね」と言われ続け。。。。
みーちゃんという子は、お孫さんとかではなくて小さい頃から神社に良く遊びに来ていた、近所の女の子だそうです。今でも時々顔を出すみたいです。
なんとなく親近感が沸くようで、奥さんから「白山神社」での夏祭りの事とか、名古屋の名物のこととか、名古屋に来たら見たほうがいいものとか、いっぱい教えてもらいました。
また、名古屋に来たときは、この神社に顔を出したいです。
最後まで読んでくれてありがとう!