菊理媛巡り vol.23 大阪「美具久留御魂神社」へ

こんにちわ。心彩さろんの麻祈(maki)です。

今日は大阪の「美具久留御魂神社」(みぐくるみたまじんじゃ)についてです。

菊理媛様の事を調べていると突如ホームページ上に現れました。

菊理媛様を祭っているのかと思いきや、主祭神として祭られているのは「美具久留御魂大神」(大国主命の荒御魂)と書いてあります。

天照大御神の荒御魂はこれまで何度かお参りしましたが、大国主命の荒御魂は始めてです。そもそも荒御魂は神の荒々しい側面、荒ぶる魂と言われるものですが、大国主命って穏やかな印象です。まあでも、神様であってもいろいろな側面があって、荒い部分もあるという事なのでしょうか。

相殿として祭られているのが、「天水分神」「国水分神」「水波廼米神」「須勢理比売神」「木花咲耶比売神」です。

水の神様が3神と、素戔嗚命の娘の「須勢理比売神」と大山祇命の娘「木花咲耶比売神」。

水の神と女神。「菊理媛様」は、水神であり女神です。これは「菊理媛様」を巡るにあたって気になるポイントです。

とりあえず、行ってみました。

道中の車内でこんなつり革をみつけました。大阪は、古墳が密かなブームです。

大阪市内から電車で約1時間ほどで到着。

「美具久留御魂神社」の境内地は、眞名井ヶ原と称した山を御神体としているそうで、「大阪みどりの百選」に選ばれ、大阪府自然環境保全地域に指定された自然そのままのお宮です。

由緒沿革
崇神天皇(人皇十代)十年、この地に大蛇が多く出没し農民を悩ましました。
天皇は「これは大国主神の荒御魂の荒ぶなり。よろしく祀るべし。」と仰せられ祀らしめられた。その後同天皇六十二年、丹波国の氷香戸辺の小児に「玉菨鎮石。出雲人祭、真種之甘美鏡。押羽振、甘美御神、底寶御寶主。山河之水泳御魂。静挂甘美御神、底寶御寶主。」(日本書紀第五巻祟神紀六十年条・出雲国風土記)というご神託があった。天皇はそれをお聞きになって、活目入彦命(垂仁天皇)を河内国支子に遣わし当社を祀らせ、美具久留御魂大神と御名を称えまつられた。この神託は「出雲大神は大国主命であり、大国主命は山河を泳ぎ渡ってきた和爾神(龍神)でり、水泳御魂大神である」と美具久留御魂大神の御神体を明らかにされたのである。以下略
この地に大蛇が多く出没して農民を悩ましていた頃、
崇神天皇が「これは大国主神の荒御魂だ、祀るべし。」と言ったという。それから数年してある童子が天皇に申し立てた。『玉菨鎮石は、出雲の人々が祀っている誠に見事な鏡である。力強く活力を振るう立派な神の鏡。水底の玉であり、宝の主。山河の水を洗う御魂である』とこれはご神託と受け、出雲にて祀られている玉藻鎮石を祀らせたのが「美具久留御魂神社」ということだそうで
す。
参拝の仕方は、出雲大社と同じ、「二礼四拍手一礼
でも、「二礼二拍手一礼」でもいいと書かれていました。

奥に進んでいくと、冬の冷たい空気が返って気持ちいい。そんなとても心地よい気が流れていました。

ふと、「美具久留御魂神社」(みぐくるみたまじんじゃ)って、語呂合わせ?

という思考が浮かびました。

ぐくるみたま。。。

“山河の水を洗う御魂”からおそらくこれは水を潜るを連想します。

そしてくぐるがなまってククリとならないかと・・・。

うーん、ですね。なんかモヤモヤしてきたなあ。。。

ではでは、今日はこのへんにしておきます。

読んでくれてありがとう!