こんにちわ。
心彩サロンの麻祈(maki)です。
先日、とても天気が良かったので「愛媛」に行ってきました。
以前、師匠に「山の神さんが呼んどる」って言われた事があって、
ずっとどこの神様かなって考えていました。「酒、酒いうとるけど酒好きなん?」って言われてそんな事もないんだけどな。。。って
で、10月に入って、そろそろ年末だし今年の初詣はどこにしようかなって考えていた時、大体近所の出雲大社の分社に行くのだけど、そういえば産土神社に行ってないなって考えていました。
私は広島県の「因島」で生まれました。母の故郷でもあります。そこの守り神は因島という小さな島を守っているのは「大山神社」の「大山積神」。
子供の頃に何度か訪れたことがあるけど、小さな神社なので駐車場が少なく行きにくいし、両親はあまりそういうところに行きたがらないので、足が遠のいていました。
でもちゃんと調べてみると、「山の神」であり、「酒造りの神」と書いてあって、やっぱりここの神様が呼んでるみたいだし、どうりで「酒、酒」言うわけだなと思いました。
実は思いあたるところがあって、普段はそんなにお酒は飲まないのに、お酒の席に行くと飲んじゃうんですね。そんなに強くないのに、特に日本酒を見るとあれもこれもと飲みたくなっちゃう(≧▽≦) で翌朝ぐったり(。>﹏<。)
私を呼んでいる神様は菊理姫とか女神様だと思っていたけど、どうやら違った。。。
因島の「大山神社」は初詣で行くとして、今神社に行こうと思っているのは、とっても天気がいいという事と、このところの疲れがどっと出ていたからパワーチャージが必要だったから。
このところの疲れの原因は、また今度のブログで書くとして、今回は全国に1万とある山祗神社の総本社の「大山祗神社」に行ってこたことを書きます。
古事記では、邇邇芸命(ニニギノミコト)が大山積神の子供の木花之佐久夜毘売命(コノハナサクヤヒメ)に求婚した話が有名です。
大山積神は、木花之佐久夜毘売命の姉である石長比売命(イワナガヒメ)も添えて嫁がせましたが、邇邇芸命はこれを拒否。石長比売命を返しました。ところがこれには意味があり、、「石長比売を娶れば、天津神の子の命は岩のように不変のものとなるだろう、木花之佐久夜毘を娶れば花が咲き栄えるように繁栄するだろう」という意図がありました。そのため、天皇の寿命は花のように儚い命となってしまいました。
日本書紀では、伊邪那岐命が火之迦具土神を切り殺した際に生まれた神であるとも記されています。・・・だから強いのです。
というわけで、大山積神は、天照大神の兄神、山と海の守護神として知られています。軍神として崇められた歴史があります。そして酒造りの神です。
大山積神は別名「和多志大神」といいます。
一説によると、「和多志」という漢字は、GHQによって封印された漢字といわれていて、GHQ占領下から「私」に統一されたとの話があります。
「和」は日本を表す言葉、和むと言った意味があります。
「多」は多い
「志」は志す
そして「わたし」=「渡し」と解釈できるようです。
「和やかな心で、多くの人に携わる、そんな人を志しなさい」という意味でしょうか。
そう思うと、普段私達が使っている「私」は「個」を表しているように思います。
師匠も昔は大きな力があったところだと言っていました。
境内の至るところに天然記念物の大きな木が沢山あるのはそのことを物語っているのかもしれません。
伊藤博文が奉納した楠木には、木の枝にコケが付き、そこからまた植物が生を出していました。
そして奥の院・・・
この穴を潜ると願いがかなうとされています。
ちゃんとお酒がお供えしてありました。
ではでは、けっこう長くなりましたが今回はこれで終わろうと思います。
いろいろ考えさせられる旅でした。
ではまた。
読んでくれてありがとう!